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イギリスとアンティークその他

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PHOENIX 印の耐熱ガラス

PHOENIX 印の耐熱ガラス製品については、Londomania さんの
ブログ「ロンドンうろうろ」を読むまでは、なにも知りませんでした。

そのブログによると、PHOENIX 印の耐熱ガラスは、1934年から
1970年まで存在した The British Heat Resisting Glass Company
という会社が発売したものだそうです。

Pyrex に比べて規模が小さいこと、36 年間しか会社が存続
しなかったこと、クリア・ガラスが主力製品だったことから、
PHOENIX 印のミルク・ガラスは今では少ないそうです。


今年7月に渡英する前に、たまたま、ネットで PHOENIX 印の
ミルク・ガラスを見つけたので、もうすぐイギリスに行くというのに
我慢できなくて購入しました。

手に乗るサイズの可愛いフルーツ・ボウル。
普段のお惣菜を盛るにもよい、便利な大きさです。

底には PHOENIX OPALWARE という文字が見えます。

OPALWARE の OPAL は、宝石のオパールのことなので、
オパールのような輝きを持たせようとしたのでしょう。
Pyrex のものに比べると、独特の光沢があり、
ほんの少し透明感もあります。


IMG_4131_1_1.jpg



製造した会社 The British Heat Resisting Glass Company を
グーグルで検索すると、

http://www.localhistory.scit.wlv.ac.uk/BCMC/phoenix/phoenix01.htm

がありました。この中で、製品の写真として、このフルーツ・
ボウルが一番最初に載っていたので、ちょっと嬉しくなりました。

これと同じ柄で、もっと大きなボウルもあるようです。
どんな製品があるか興味のある方は、上記のサイトを
見てくださいね。

phoenix の普通名詞としての意味は「不死鳥」ですが、上記の
サイトの中でも、ディナー・プレートに貼られていた紙のラベルに
鳥の柄が使われていました。
おもしろい・・・。


今回の旅行では、いろんなアンティーク・マーケットや常設店で
PHOENIX 印の耐熱ガラスを注意して見てみましたが、やはり
Pyrex のものに比べて少ないようでした。


下の写真は、ロンドン郊外のアンティーク・センターで
見かけた、ふた付きの赤いキャセロールです。

(手前のクリア・ガラスのグレービー・ボート&ソーサーは、
JP マークの Old Pyrex。
厚みがあって、ぼってりとしてた。)


IMG_3116_1_1.jpg



ロンドンのブロードウェイ・マーケットでは、淡い緑色の
フルーツ・ボウル(写真の左下方)を見かけました。

(このストールにある、表紙がレトロな色調の古い本も
じっくり見たかったけれど、体力と気力がなくて、見る
ことができなかった。次回のイギリス旅行では絶対に
見よう。)


IMG_3446_1_1.jpg



バターシー・パークの南で開催されていたカーブーツ・セール
では、黄色のフルーツ・ボウルのセットを見かけました。

この色(黄色)は吹き付けによって着色されているらしく、器の
底の、テーブルにつく部分がハゲていて、状態はあまりよく
ありませんでした。


IMG_3612_1_1.jpg



このほかに、ミルク・ガラスとしては、赤、黄の薔薇の
花柄のカップ&ソーサーやプレート、ブルーの薔薇の
花柄のボウル、白地に葉っぱの柄、ストロベリー柄の
キャセロールもあるようです。


PHOENIX 印の耐熱ガラスについて、ロンドンにある
2つの常設店の店主と少し話をしたのですが、2人とも、
「PHOENIX 印のものはデザインがいい(nice)。」と
言っていたのが、私にとっては新発見でした。

イギリスで、仕事として沢山のガラス製品や陶磁器を
見ている店主がそう言うのだから、デザインがいい
のでしょう。

そう言えば、2つ目の写真の赤いキャセロールの持ち手も
ふたの部分も、Pyrex のキャセロールに比べて、デザインが
凝っているように見えます。


耐熱ガラス | コメント:6 |
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この記事のコメント

また世界を広げていただきありがとうございます。phoenix印とか、ミルクガラスとか私には初めて
聞くものばかりです。何だかほのぼの明るい気持ちになる色合いと柄ですね。いつか行ったら私も探そうと思うものばかりです。
2009-09-06 Sun 18:10 | URL | adams66 [ 編集]
あちらこちらでたまに見かけるものの、
まとまってフェニックスの製品を見たことがなかったので
とても興味深く記事を拝見しました。
黄色のフルーツボウルのセット、可愛いですね~☆
全体ではなくて、真ん中にだけ吹きつけがあるのは
パイレックスでは見かけないデザインですね。
一番上の薔薇柄の小さいフルーツボウルはよく出てくるみたいで
わたしも最近発見して買い足しました。

ところで、グレービーボートの値段が気になります。
わたしが見たものは2ポンドだったのですが・・・
やっぱり買っておくべきだったかしら。
2009-09-06 Sun 18:35 | URL | Londomania [ 編集]
adams66 さん

わたしも最近まではガラスの食器はほとんど使ってなかったのですが、今はほとんどミルク・グラスを使って食事しています。
陶器とは違う不思議な感覚がします。
イギリスに行って、プロの店主に PHOENIX がどういう評価をされているかを聴いたりすると、やはりおもしろくて、高い飛行機代には代えられない貴重な経験ができるような気がします。
ぜひ、イギリスにいらして素敵なミルク・ガラスを探し出してくださいな。
私が買ったもので、まだブログに載せていないものもあるので、これからボチボチお見せしますね。
2009-09-06 Sun 20:17 | URL | rumba [ 編集]
Londomania さん

おかげさまで、イギリス旅行の楽しみがふえ、
アンティーク・ハンティングの楽しみのネタが
ふえました。あらためてお礼申し上げます。
PHOENIX 印のものを見たらなるべく写真に
撮るようにしましたが、撮りそびれたものも
あります。

おしえていただいたカーブーツ・セールで見かけた
黄色のフルーツ・ボールは、私には持って帰れない
量でしたが、Londomania さんなら買うことが
できましたね。
確かに、真ん中の部分にだけ吹き付けがあるのが、
Pyrex との違いかもしれませんね。
売り手は商売の人ではなく、普通の家庭の人で、
自宅に色違いのブルーを持っていると言って
いました。引き上げる直前にこの売り場を
見たけど、まだ売れていませんでした。

グレービー・ボートの値段は5ポンドでした。
田舎でご覧になったものと同じ Old Pyrex だったのですね。
(グレービー・ボートは、日本では、あまり使わない
ものですが。)
2009-09-06 Sun 20:50 | URL | rumba [ 編集]
こんにちは。はじめましてmocha23と申します。
2011年3月のイギリス旅行から帰ってきてロンドンの魅力に魅せられてrumbaさんのブログに行き着きました。私もアンティークが大好きですのでどのページも興味深く ていねいな紹介をしてありますので私も旅行できてるように楽しく拝見しています。
東北沖地震のときのブログを読みましたがお元気とのこと良かったです。 お見舞い申します。
これからもイギリスとアンティークのお話を聞かせてください。楽しみにしています。 


2011-04-11 Mon 18:52 | URL | mocha26 [ 編集]
mocha23さん

はじめまして。コメントをありがとうございます。気がつくのが遅くなって申し訳ありません。最近実質的にブログをお休み状態なので、ほとんど見ていませんでした。
諸事情で、今後はあまり更新しない予定ですが、過去のカテゴリーの中から興味のある記事を選んでご覧いただき、楽しんでくだされば幸いです。
2011-06-06 Mon 23:31 | URL | rumba [ 編集]

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