イギリスとアンティークその他

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アンティークの銀のティー・ポット

何年か前、銀のスプーンの単品を買い、その後スプーンのセットを買い、
さらにフォークを買っているうちに、やはりポットが欲しくなりました。

ロンドン市内のすべてのマーケット、Park Lane Hotel という高級ホテルで
毎週日曜日に開催されていたアンティーク・フェア、常設のショップやモール GRAYS、
銀専門のモール Silver Vault などを見て、やっと見つけたのがこのポットです。

銀のポットの持ち手には、木、銀、象牙がありますが、値段の安いものは
木であり、高くなると銀または象牙になります。
銀と象牙はほぼ同等らしいのですが、このポットのような象牙の持ち手はレアです。


これは、1871 年にロンドンで作られたもの。
見つかったのは、常設のショップでした。


IMG_4208_1_1.jpg



このショップでは、その前の年に銀のスプーンの10個セットを買っていたので
顔を覚えていてくれました。

ポットの値段があまりに高かったので、買うかどうかを決めかねていると、
「あなたは既に我々の顧客だから、(手付け金なしで)3日間はお取り置きします。
よく考えて、またいらしてください。」と言われました。

過去の実績を重んじる、つまり、一度買った客は大事にするという、イギリス人
らしい対応でした。



イギリスのアンティークの銀製品には、銀であることを証明するライオンの
マークと製作された土地(ロンドン、バーミンガムなど)、メーカー、
作られた年を示す絵や文字の刻印があります。


IMG_4215_1_1.jpg



製作された土地や年を調べるための English Silver Hallmarks という辞書のようなものも
あります。


IMG_4214_1_1.jpg



アンティークの銀のポットを買う時、注意して確認すべきことは

1.注ぎ口が歪んで(傷んで)いないこと
2.持ち手がガクガクしていないこと
3.ふたをスムーズに開け閉めできること
4.底に穴があいていないこと

だそうです。

このポットを買う前に、あるフェアのストールで銀のポットを見ていると、
買いそうな雰囲気を漂わせたわけでもなく、(結果的に)買ったわけでもないのに、
こういうことをさりげなく教えてくれたイギリスの売り手がいました。

そのとき、イギリスの売り手の懐の深さを感じました。



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