イギリスとアンティークその他

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覆面の芸術家バンクシーと Cafe del Marsh

バンクシー(Banksy、生年月日未公表)は、イギリスのロンドンを
中心に活動する覆面芸術家です。

街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など
政治色の強いグラフィティ(落書き)を残したり、有名な美術館や
博物館に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、
一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれています。

2007 年 2 月に行われたサザビーズ主催のオークションでは
バンクシーの作品計 6 点が落札予想価格を大幅に上回る総額
37 万 2000 ポンド(当時の為替レートでは日本円で約 8500 万円
以上、今の為替レートでも 5200 万円以上)で落札されています。



2009 年には、バンクシーの作品の印刷物は、ポートベロー・マーケットでは
売られていなかったのですが、2010 年には、土曜のポートベローでも
売られていました。たいていのストールで、「撮影お断り」と書かれて
いました。

このストールは、金曜のポートベローで見かけたもの。

右上の「メイド娘」の絵は、チョーク・ファーム駅の近くでオリジナルを
探したけれど、発見できず。それらしき場所には他の絵が描かれて
いました。場所が間違っていたのか、それとも消されたのかは不明。
う~ん、残念。

この絵は、「都合の悪いことは、カーペットの下に掃いて、見てみぬふり」
という皮肉がこめられていて、アフリカのエイズ問題など、解決に
踏み切れない西側諸国の態度を批判したもののようです。

こういうふうに、彼の作品には、社会的に捻りの効いているところに
人気があるのかもしれません。


IMG_5219_1_1.jpg



私が見かけたオリジナルの作品は、londomania さんに教えていただいた、
ポートベロー・マーケットの北の Acklam Road (高架の近く)に
あった、これだけです。

半透明のアクリルっぽいカバーで覆われていたので、少しぼやけて見えます。

すぐ前に古着やガラクタを売っているストールがあるため、
注意して見ないとわからない場所でした。


IMG_4336_1_1.jpg



テムズ南岸の下町 Lower Marsh という通りには、バンクシーの作品の
キャンバスが沢山飾られている Cafe del Marsh というカフェがあります。

この下町に行った主な目的は、このカフェでした。


IMG_5152_1_1.jpg



写真を撮らせてくれないかもしれないと思っていたけれど、撮ってもいいか
尋ねると、快諾してくれました。

これらのキャンバスは、すべて売り物でもあるようです。

左上のは、オリジナルがエンジェルにある、というブログを見かけたので
探したのですが、見つかりませんでした。消されてしまったのかも
しれません。


IMG_5154_1_1.jpg



「女の子とハート」のは、ポートベロー・マーケットでよく売られていました。


IMG_5157_1_1.jpg



裸の男がバスルームの窓からぶら下がっている壁画は、2006 年 6 月に
ブリストルで制作されたもの。

この作品は取り除かれるべきか、そのままにしておくべきかで論争を
巻き起こし、インターネット上で 97 % の人々が取り除くべきでないと
いう立場を支持したため、そのままになっているそうです。


IMG_5158_1_1.jpg



感じのいいカフェのオーナーとその家族。ありがとうございました。


IMG_5162_1_1.jpg



バンクシーは、オークションで高値で落札されるほどの人気と実力がありながら、
世界のトップ企業であるソニー、ナイキ、マイクロソフトなどのオファーを断り、
かつ、覆面でいるところが、気骨があって、カッコいい!



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