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イギリスとアンティークその他

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1920 年代の銀のティースプーン (Prince's pattern)

IMG_5932_1_1.jpg


ポートベロー・マーケットで初めて古い銀のスプーンを買ったときは、
「お~ 高い!」とびびったけれど、2度、3度と買っているうちに
慣れてきたし、買いだすと止まらなくなるという悪癖のせいもあって、
何種類も買ってしまいました。


これは、そのうちの1つ。銀専門の常設ショップで買った、一番
気に入っているやや小さめのティースプーンのセット。

このパターンは、Prince's pattern と呼ばれているもので、
裏側にある刻印が、1927 年にロンドンで作られたことを示しています。




IMG_5929_1_1.jpg


表側は比較的シンプルだけど、裏側がなかなか凝っていて、
イギリスらしく、派手さはないけど、品のいい美しさがあります。

表よりも裏に手間をかけているところが、奥ゆかしいではありませんか。


銀の専門店では、見える場所にはそれほどモノがなくても、たとえば、
「King’s Pattern のティースプーンはありますか?」と訊くと、
沢山ある引き出しからどんどん出てきます。

見える場所にずらっと並べておいてくれるほうが気楽だけど、
見えない所に置いておく理由として考えられるのは、
日本とは商慣習が違う、冷やかしの客に時間をとられないようにする、
あるいは、盗難を防ぐ、ぐらいでしょうか。





IMG_5930_1_1.jpg


それなりのお値段だったので、領収書を書いてくれました。

古くて美しい領収書は、領収書そのものが紙ものの
アンティークとしてアンティーク・マーケットで
売られているので、これも大切に保存してあります。

ただ、手書きの文字があまり美しくないのがちょっと残念。



ボンド・ストリートのアンティーク・モール GRAYS の
親切なおじさまが教えてくれた、銀製品についての
注意事項は、以下のとおりです。

1.銀製品が黒くなるのは、空気で酸化されるためなので、
  長期間使用しない場合は、ビニールなどの袋に入れて密閉し、
  なるべく空気に触れないようにしたほうが黒くなりにくい。

2.銀は卵の成分と化学反応を起こして黒くなるため、卵スープなどには
  銀のスプーンを使わないほうが無難。

  (私の経験では、卵スープに使って黒くなったものは、シルバー・
  クロスで磨いてもなかなかきれいになりませんでした。)

3.ゴムは銀には良くないので、ゴム輪などで束ねてはいけない。

4.塩も銀には良くない。

  (ソルト・スプーンという塩専用の小さなスプーンも存在することを
  考えると、塩の中に入れっぱなしにしなければ大丈夫なのでしょう。)







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